「幻の魚」ホンモロコ直売 滋賀・草津

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道の駅草津で生産業者が直売したホンモロコ+(草津市下物町)

 滋賀県内で2日、琵琶湖の魚介などに関わる催しがあった。市民らは参加を通じて環境への理解を深めるなどした。

 草津市下物町の道の駅草津では、休耕田で育てた琵琶湖固有種ホンモロコの直売会が開かれた。かつて煮物などで親しまれた「幻の魚」を買い求める客でにぎわった。

 ホンモロコは1996年ごろに収穫量が激減。同市内では2007年から生産者6人が「草津ホンモロコ生産組合」を結成して養殖に取り組んでいる。出荷前に1週間ほど地下水で飼っており、臭みを消して食べやすくしているという。

 この日は、生きたホンモロコを水槽に入れて運び込み、1袋500グラムで袋詰めして販売。午前9時から約1時間半で計27キロが売れた。天ぷらの試食もあり、買い物客らは「おいしい」「昔よく食べた」などと言葉を交わして味わった。2袋買った同市西渋川1丁目の川那辺操さん(84)は「今日中に料理したい」と話した。

 9、16両日にも同所で販売する。

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