いざ、愛するミランで初陣へ! ガットゥーゾ新監督、全敗中のベネヴェントを警戒

名門復活を託されたガットゥーゾ新監督 photo/Getty Images

ACミランは3日、セリエA第15節でベネヴェントとアウェイで対戦する。試合に先立って行われた記者会見に、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督が出席した。

先日、これまでチームを率いてきたヴィンチェンツォ・モッンテッラ監督が解任されたことで、後任に任命されたガットゥーゾ監督。今夏の移籍市場で積極補強を行うも、思うような成績を残すことができず、7位に低迷する名門の復活を託された。そんな同監督の初陣となるのがベネヴェント戦。今季ここまで全敗している相手だけに、初戦から落とすことのできない試合だ。

記者会見でインタビューに応じたガットゥーゾ監督は、まず「今週、できる限りの努力を費やしてくれた選手たちに感謝している。私は非常に満足しているよ。3バックは残した上で、新しいことをいろいろ試したからね」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。

その上で「ベネヴェント戦は戦いだ。彼らの順位には惑わされてはいけない。彼らはいまだ0ポイントだが、デ・ゼルビ監督はいくつか変えてきている。危険な存在だし、今までとは違ったメンタリティを持っているよ。この試合でミスを犯す余裕は決してない」とベネヴェントを警戒した。

そして「私はキャリアを通してたくさんの監督のもとでプレイし、色々なものを監督から得てきた。私もうまくやって、このベンチにできるだけ長く滞在したいと思っているよ」と今後の意気込みも語っている。

はたして、ガットゥーゾ新監督は初陣を白星で飾ることができるのか。また、愛するミランを立て直すことができるのか。

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