“人間に不可能はない”を体現する両腕のないミュージシャン! ジョナタ・バストスさん(ピアニスト/ギタリスト)

「人間は、みんな完璧じゃない、みんな何か問題を抱えている。それが目に見えるか、見えないかの差だけ…常に努力を続ければどんなことでもできる」そのことをみんなに伝えたいんだ。

人懐っこい笑顔で、そう言い切る両腕のない23歳のミュージシャンはどこまでもポジティブで、チャレンジ精神溢れるナイスガイだった。
もし生まれながらにして両腕がなかったら… 自分だったら彼のように強く生きられるだろうか? 自分の運命を憎むわけでもなく逆に両腕がなかったことを今では「神様からのプレゼント」とまで思えるようになったと言い切る。顎でピアノを、脚でギターを弾く、ジョナタ・バストスの演奏スタイルを見ていると人間の肉体に不可能な事などないのだと痛感させられる。
不可能にしているのは「きっと出来やしない」などと最初から諦めてしまっている人間の弱い心のせいなんだと。

今回20歳以上も年下の若者の言葉にインタビュー中、何度もハッとさせられた。
そして初めて生で見たジョナタのパフォーマンスに心を奪われた。
自分の運命から逃げずに、挑み続けているその姿はどこまでも眩しかった。

余談だが、ジョナタのメールを打つ速度にも驚ろかされた… 確実に僕よりも速い!
「もっと俺も頑張れねば…」そう素直に思わせてくれたジョナタとの出会いに感謝。


ジョナタ・バストス(じょなた・ばすとす)

ジョナタ・バストスさん(ピアニスト/ギタリスト)

1994年7月18日生まれ 23才
ブラジル・パラ・マンサ出身

生まれながらにして両腕が欠損していたジョナタは音楽一家の影響を受けて幼少期から楽器に興味を持つと、音楽に情熱の全てを注ぎ始める。そんなジョナタは18歳の時ブラジルのオーディション番組で一躍脚光を浴びると、その後イギリスのチャンネル4が制作したリオパラの宣伝動画にも出演。その圧巻のパフォーマンスはYouTubeで800万回以上再生され話題を呼びリオパラ閉会式にも出演。顎でピアノを、足でギターを弾く、その演奏スタイルは人間の肉体の可能性を超越している。

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