おれんじ鉄道、映画に抜てき 有村架純さん主演

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夕日の八代海をバックに走る肥薩おれんじ鉄道=芦北町(2014年撮影)

 ローカル鉄道に関わる人々の人生を描く映画「RAILWAYS(レイルウェイズ)」シリーズ第3弾が、肥薩おれんじ鉄道を舞台に製作されることになった。女優の有村架純さんが女性運転士役で主演する。来年1~2月、鹿児島県阿久根市を中心に撮影し、同年中に全国で公開を予定している。

 新作のタイトルは「かぞくいろ」。有村さんは、夫を亡くし、息子と共に鹿児島の義父の家で暮らし始めるシングルマザー晶を演じる。晶は鉄道好きな息子のため、義父が勤める肥薩おれんじ鉄道の運転士になり、3人が新たな家族の絆を作っていく物語になるという。義父役は俳優の國村隼さん。監督・脚本は吉田康弘さん。

 肥薩おれんじ鉄道は、八代市と薩摩川内市(鹿児島県)の116・9キロを結ぶ第三セクター。配給元の松竹によると、舞台選びの決め手は「九州の西海岸沿いを電車が走る美しい風景と、地元の人々の温かい人柄」だという。現在、鹿児島・熊本両県で撮影地選びを進めている。

 同鉄道の出田貴康社長は「沿線の海を夕日がオレンジ色に染める景色など、鉄道の魅力を全国に発信できる大きなチャンス。盛り上げていきたい」と語っている。(國崎千晶)

(2017年12月5日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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