障害者差別解消へ条例制定へ 来年末に群馬県

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 障害者差別をなくそうと、群馬県は5日、昨年4月に施行された障害者差別解消法=ズーム=の理念に基づく条例を制定する方針を明らかにした。大沢正明知事が県議会一般質問で、「差別解消に向けた流れを確実なものとする。障害の有無にかかわらず誰もが互いを尊重し、自分らしく生きる社会を実現したい」と表明した。年明けにも当事者を中心とした検討会議を設置して条例の内容について具体的な議論を始め、来年12月の制定、施行を目指す。

◎障害者差別解消法

 差別解消に向け、国や自治体、民間事業者が取り組むべき措置を定めた法律。2013年6月に成立、16年4月に施行された。障害を理由とする不当な差別を禁じ、目や耳が不自由な人のために役所の窓口で文書を読み上げたり筆談したりといった「合理的配慮」を国や自治体などに義務付け、民間事業者には努力義務とした。法制定を受け、日本は14年に障害者権利条約を批准した。

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