イゲタサンライズパイプ、カネコ鋼管鋼業から事業譲受け 関東地区の加工拠点に

 日鉄住金物産の子会社で大手鋼管流通のイゲタサンライズパイプ(ISP、本社・大阪市中央区、社長・福島敏光氏)は、1日に鋼管加工販売のカネコ鋼管鋼業(本社・埼玉県川口市、社長・石元正義氏)から事業譲渡を受けた。ISPは、全従業員9人も引き受け、同日より埼玉加工センターとして新たにスタートさせている。

 カネコ鋼管鋼業は、材料管やSTKなどの材料販売の他に土木向けアンカー溶接加工、業務用厨房機器の部品加工等を手掛けている。約580平方メートルの倉庫には切断機ほか溶接機、特殊穴あけ機などを設置している。年商は約2億5千万円。

 ISPでは、関東地区の加工拠点として活用し、営業は東京支店が引き継いでいく。

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