「マダガスカル・日本ビジネスフォーラム」、大統領が豊かな鉱物資源などアピール

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 「マダガスカル・日本ビジネスフォーラム」が5日、日本貿易振興機構(ジェトロ)と駐日マダガスカル大使館の主催で開かれた。同国の国家元首として52年ぶりに来日したヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領をはじめ両国の政府関係者、企業関係者ら多数が出席し、マダガスカル側から同国のビジネス環境などについて説明があったほか、同国に進出する日本企業などからのプレゼンテーションも行われた。

 基調講演に立ったラジャオナリマンピアニナ大統領は、同国政府が推進する構造改革と経済政策の成果を紹介した上で、「さまざまな分野が成長を続けており、投資家にとって大きな可能性がある国だ」と強調。資源分野についても「マダガスカルは豊かな鉱物資源を有し、広大な領海には海底資源にも恵まれている」とアピールした。また、「日本は私たちのモデルとなる素晴らしい国。このフォーラムが両国にとってサステナブルな発展とパートナーシップの強化につながることを期待している」と述べた。

 ジェトロの石毛博行理事長は「マダガスカルは大統領指揮のもと、苦しい状況を乗り越え、大きく変わりつつある。日本企業にもこうした変革に応える動きがみられ、住友商事が参画する世界最大級のニッケル・プロジェクト『アンバトビー』はその代表的な例。大統領の来日で両国関係の新たな幕が半世紀ぶりに開こうとしている。本日のフォーラムがビジネスの役に立つものになればと期待している」と挨拶した。

 フォーラムではこのほか、来賓として外務省の堀井学大臣政務官、経済産業省の大串正樹大臣政務官が挨拶。同国の閣僚クラスや住友商事など日本企業からのプレゼンテーションがあった。