県議会棟の改修休止へ 業者不足で「民間の復興優先」

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1967年建設で、大規模改修を進めている県議会棟本館=6日、熊本市

 熊本県議会は、2016~19年度の計画で進めている県議会棟の大規模改修を、18年度発注分から当面休止する。6日の議会運営委員会で申し合わせた。熊本地震で業者不足が問題化しており、「民間の復興を優先するため」としている。

 県議会棟は本館が1967年、別館が82年に建てられた。今回が初の大規模改修で、長寿命化を図るため2014年度に保全計画を策定した。休止するのは、18年度以降に予定している議長室や議会事務局、トイレなどの工事で当面発注を見送る。外壁や本会議場、別館は、既に工事や発注を終えている。総事業費は8億~10億円の見通し。

 熊本地震では、県議会棟も本会議場などが被災し、議場が一時、使えなくなった。建物の耐震基準は満たしており、復旧工事も完了した。(太路秀紀)

(2017年12月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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