ICAN事務局長のシンポ招待を発表 長崎大レクナ

 長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)は6日、来年1月13日に長崎市平野町の長崎原爆資料館で開く公開シンポジウムに、今年のノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長を招待すると発表した。

 同市文教町の長崎大であった記者会見で、鈴木達治郎センター長が明らかにした。

 シンポジウムは、核兵器禁止条約をテーマにRECNAが主催。フィン氏は基調講演のほか、ICAN国際運営委員の川崎哲氏、被爆者で日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男氏らとのパネル討論に臨む。

 このほか、爆心地公園での献花や長崎原爆資料館内の見学、高校や大学生ら若者との意見交換も予定。来日中に広島や東京にも足を運ぶ見通し。

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