鷹・工藤監督、新人に“キャラ作り”指令 入団会見で「今年はキャラが濃い」

新入団選手発表記者会見に参加した工藤監督と11人の新人選手たち【写真:藤浦一都】

支配下契約5選手、育成契約6選手が入団、育成3位の砂川には「手が潰れるかと…」

 2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクは7日、福岡市内のホテルでドラフト指名選手との正式契約と、新入団選手発表記者会見を開いた。ドラフト1位の吉住晴斗投手(山形・鶴岡東高)をはじめ支配下契約5選手、育成契約6選手の計11選手が集まり、初めてソフトバンクのユニホームに袖を通した。

 会見に同席し、冒頭に挨拶した工藤公康監督は11人と初めて顔を合わせ「みんな身長が高い。僕よりも大きくて体は強いと思います。(育成3位の)砂川(リチャード)くんに手を握られた時は、手が潰れるかと思いました」と会見に招待されたファンクラブ会員を笑わせると、「ホークスはレベルが高いし、日本一努力をしないと1軍に上がることの出来ない球団だと思います。今の気持ちを大事にしてヤフオクドームで活躍する日を楽しみにしています」と、新人選手にエールを送った。

 会見前に11人と顔を合わせ、言葉を交わした指揮官。11人の印象を「今年の新人はキャラが濃い人が多いなと思いました。プロは名前を覚えて、プレーを覚えてもらうことも大事ですが、松田選手のようにキャラも大事です。自分のキャラを作っていって欲しいと思います」と語り“キャラクター作り”の必要性も説いていた。

(沢井史 / Fumi Sawai)

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