ソフトも誘致名乗り 東京五輪事前キャンプ地 厚木市が答弁

 厚木市は6日、2020年東京五輪のソフトボール競技に出場するチームの事前キャンプ誘致に取り組んでいることを明らかにした。市はニュージーランド(NZ)のホストタウンに登録されているため、「まずはNZラグビー代表の誘致」を目指しているが、ソフトボールでも機会をうかがう考えだ。

 同日の市議会本会議で、新川勉氏(新政あつぎ)の一般質問に市側が答えた。

 市内には全国的に活躍する県立厚木商業高校や日本女子ソフトボールリーグ2部の「厚木SC」があり、ソフトボールが幅広い年代で普及しているという。そのため、市は日本ソフトボール協会が昨年実施した調査に対し、県内の競技団体を通じて誘致に名乗りを上げた。ただ、現時点で「具体的な話は出てきていない」という。

 東京五輪に出場するのは6チームとされていることから、市は今後「海外チームの動向も含め情報収集に努める」方針。

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