【MLB】大谷翔平が入団会見、第一声で「ハイ、マイネーム・イズ・ショウヘイ・オオタニ」

エンゼルスへの入団会見を行った大谷翔平【写真:編集部】

チームカラーの赤いネクタイ着用で会見、「優勝目指して頑張る」と話しファンから大歓声

 日本ハムからポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャーに挑戦する大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、エンゼルスの本拠地エンゼル・スタジアムで入団会見を行った。

 デニス・クール球団会長、アート・モレノ球団オーナー、ジョン・カーピーノ球団社長、マイク・ソーシア監督、ビリー・エップラーGM、ネズ・バレロ代理人、マット日高通訳が同席した中で行われた会見はファンにも公開され、大谷が紹介されると大歓声が上がった。

 エンゼルスカラーの赤いネクタイを着けて会見に臨んだ二刀流右腕。オーナーから渡された帽子をかぶり、背番号「17」のユニフォームに袖を通すと、第一声で「ハイ、マイネーム・イズ・ショウヘイ・オオタニ」と英語で挨拶。再び大歓声が上がった。

 その後、関係者への感謝の言葉を並べた大谷は「メジャーリーグのスタートラインに立つことができて感謝しています。エンゼルスの皆さんと優勝を目指して頑張っていきたいと思います」と意欲。また、挨拶の最後には「最後に1つだけ、今日、マイク・トラウト選手の結婚式がありますので、結婚おめでとうございます。一日でも早くエンゼルスの選手の皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています」と“気遣い”も見せ、再び会場をわかせた。

 大谷は日本で二刀流として活躍。投手として85試合登板で42勝15敗、防御率2.52、打者としては403試合で打率.286、48本塁打、166打点をマークした。昨年は日本一に貢献し、MVPに選出。今季終了後にメジャー挑戦の意思を表明し、日本ハムもポスティングシステムを利用しての移籍を容認した。

 新労使協定のもとでは契約金が制限され、当初はマイナー契約となる異例の大争奪戦には、ほとんどのMLB球団が参戦。プレゼン資料による“書類選考”でマリナーズ、レンジャーズ、エンゼルス、パドレス、ドジャース、カブス、ジャイアンツの7球団に絞った大谷は、ロサンゼルスで面談を行い、エンゼルス入団を決断していた。

(Full-Count編集部)

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