インシーニェの不在が響く!? ナポリ、無得点で首位奪還のチャンスを逃す

ライン際で指示を飛ばすサッリ監督 photo/Getty Images

ナポリは10日、セリエA第16節でフィオレンティーナをホームへ迎え入れた。

6日に行われたチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦に続いて、主力アタッカーのロレンツォ・インシーニェを欠くナポリ。90分間通してゴールを割ることができず、スコアレスドローで終了のホイッスルを迎えた。この結果、首位のインテルがユヴェントスとドローで終えていたため、勝利すれば首位奪還のチャンスだったが、惜しくも逃している。

試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたナポリのマウリツィオ・サッリ監督は、次のようにフィオレンティーナ戦を振り返った。

「前半は少し堅くなってしまい、いつもより多くのミスを犯してしまった。だが、後半はたくさんチャンスが作れたと思う。ネットを揺らすことはできなかったが、ファイナルサードで決定機を生み出していたよ。パフォーマンスは素晴らしかったし、フィオレンティーナの脅威となっていた」

さらに、サッリ監督はインシーニェの欠場について聞かれると次のように答えている。

「我々がチャンスを作れていなかった場合は、その点ついて心配しなければならない。だが、我々は現在もチャンスを作れている。水曜日のフェイエノールト戦では心配されたが、今はそうではないよ。点を取ることはできなかったが、今日の試合でも明らかなチャンスを6、7回は作れていた。インシーニェはまだ治療中だ。トレーニングを再開する時期について、我々は把握しているが、復帰の日時はあくまで推測でしかない」

公式戦で3試合白星から遠ざかっているナポリは次節、16日にトリノとアウェイで対戦する。4試合ぶりの白星を手にすることができるのか。

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