ミニ眼鏡橋 ウエスレヤン大へ 諫早駅から移設 “新しい人生”始まる

 諫早市のシンボル、国指定重要文化財「眼鏡橋」を広く知ってもらおうと、JR諫早駅の1番ホームに設置されていた石造りの「ミニ眼鏡橋」。2022年度の九州新幹線長崎ルート暫定開業に伴う同駅周辺の工事が昨年から本格的に始まり、ホームから姿を消した。いったん制作者の元に戻ったが、11月中旬、長崎ウエスレヤン大(西栄田町)内に移設され、“新しい人生”をスタートさせた。

 「ミニ眼鏡橋」は09年7月、小長井町の村山石材社長、村山嘉彦さん(75)が同駅に寄贈。村山さんは1982年の長崎大水害で半壊した長崎市の眼鏡橋修復などに関わった。「長年いい仕事をさせてもらってきた」恩返しとして、諫早の「ミニ眼鏡橋」を制作。全長1・5メートル、高さ36センチ、幅42センチで実物の30分の1。小長井産の帆崎石を積み上げる工法で、2連アーチ式の橋を再現した。

 諫早駅周辺の新幹線関連工事が始まった昨年、村山さんは「ミニ眼鏡橋」が1番ホームから撤去されることを知り、同社工場に引き取った。その後、村山さんが制作した記念碑が複数ある同大が移設を決め、11月中旬に本部の正面玄関そばに据え付けられた。

 「ミニ眼鏡橋」の前面に刻んでいる文字は、同市在住の書家、立野松雲さんが揮毫(きごう)。村山さんは「長崎を代表する書家が書いてくれたので大切にしたかった」とほっとした表情で話した。

移設された「ミニ眼鏡橋」を見学する長崎ウエスレヤン大の留学生たち=諫早市、同大

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