岡谷鋼機、運転操作不要のEVが完成 業務提携具体化の第1弾

 岡谷鋼機(社長・岡谷篤一氏)は11日、自動運転技術で将来性が見込める「一般道におけるワンマイルモビリティ」技術で業務提携しているアイサンテクノロジー社、ティアフォー社との事業化第1弾として、プロトタイプ初号機(通称名・マイリー)が完成した、と発表した。

 同車は、ハンドル、アクセル、ブレーキがまったく必要ない完全自動運転EV。

 2018年春以降から、実走行に問題がないかなどの実証実験を開始する。主に市街地や中山間地域での近隣への移動手段としての利用が考えられており、ドライバー不足が深刻化している旅客・物流サービスなどへ展開を目指す。

 きょうからヒルトン東京お台場で行う「GTCジャパン2017」、来年1月17日から開催する「自動運転EXPO2017」(東京ビッグサイトで開催)で展示する予定。

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