こんやは、近畿中部で雪に注意

冬型の気圧配置が続いているさい、元・日本海側在住者としては予報のわずかな変化に敏感に反応する癖がついています。実際、あす14日(木)の北陸は「午後は雪が止む傾向にある」。冬型の気圧配置が、次第に弱まってくることがうかがえます。さらに、14日の最高気温が九州あたりできょうより高くなる予想。これも、状況が変化することを示すものです。

ただし、心配なこともあります。こんやは日本海南部で形成された雪雲の帯が、北風で南下し、近畿中部まで入り込んでくる可能性があるのです。遅い時間には、京都市あたりで雪の可能性があり、滋賀県を走る主要交通網などに影響するかもしれません。湿った雪なので、電線や樹木への着雪にも注意です。

気象予報士・高橋 和也

画像について:13日・14日の予報 14日午前0時の天気分布(近畿中心)

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