奥澤産業、連続無災害500日

「安全職場づくり」実る

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 表面処理コイルセンターの奥澤産業(本社・千葉県浦安市鉄鋼通り、社長・奥澤公明氏)が、12月6日時点で「連続無災害記録500日」を達成した。

 「社員の安全、現場の安全」を事業活動のすべてに最優先させ「無災害企業」をめざし、全社を挙げて取り組んできたひとつの成果として位置づける。

 振り返れば、同社は今から17年前に重大災害を引き起こした。その時の悲しみや辛さを教訓に、社内の安全意識を高めて「災害ゼロ」を目指してきた。

 連続無災害記録への挑戦は、その具体的な取り組みだが、これまでは300日を超えたあたりで災害が発生。記録が途絶えた。

 その都度、奥澤社長はじめ製造部など関係スタッフとともに発生経緯を振り返り、どこにどんな問題点や課題があるかを検証し、その〝芽を〟摘んで「社員ひとりひとりに安全意識の植えつけ」と「安全職場づくり」に精励してきた。

 安全衛生コンサルによる安全教育と安全パトロール、安全衛生委員会の毎月開催、社長安全パトロールの毎朝開催、安全衛生標語の募集・掲示などが具体的な取り組みであり、毎年11月の安全祈願も欠かさない。

 同社では「軽微な赤チン災害」も災害と捉え、実労働日数でカウントしている。「記録づくりが目標ではない」ことの現れだが、こうした厳しい基準のもとで一昨年12月から丸2年間かけて節目の大台を達成した。

 ただ、これは通過点であり、奥澤社長は「社員の頑張りを誇らしく思うと同時に、ここで気を緩めず全員が改めて気を引き締め〝真の安全企業・安全現場の確立〟に挑戦し続けたい」とし「社員が日々健康で安全に働ける環境づくりを率先する」と使命感を強くする。

千葉県の「元気な会社」に登録

 奥澤産業は、地元千葉県から「社員いきいき!元気な会社宣言企業」に登録された。

 仕事と生活の両立を支援し、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組む会社であると認定された。「安全な職場環境整備」も、この一環である。