ふたご座流星群ピークに

今夜は三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」のピークとなります。ふたご座流星群は、毎年たくさんの流星が出現するのが特徴で、活動が極大の頃に十分に暗い所で観測すれば、最も多い時で1時間に約40個(1分半に約1個)の流星をみることができるようです。

さらに三大流星群のうち、ペルセウス流星群としぶんぎ座流星群はどちらも夜中から未明の時間帯を中心に流星が出現しますが、ふたご座流星群は20時頃という早い時刻から流星が出現し始めるそうで、お子さんなど多くの方々にとって観察しやすいとのことです。

今年は月明かりの影響も小さく、晴れる太平洋側の地域は観測に好条件です。あいにく、日本海側の各地は雪雲に覆われますが、14日(木)になると大雪・暴風の峠は次第に越える予想となっています。15日(金)は日本海側でも日差しの届く所が多く、ようやく穏やかな天気になりそうです。

気象予報士・中村 美公

画像について:14日の天気予報。

© 株式会社ウェザーマップ