自然に血色感がアップ!定番の勾玉チークの入れ方

ナチュラルに血色のいい顔にするには、チークが必須! 使い勝手のいいパウダーチークは、ムラになりにくいので初心者さんにおすすめ。

トレンドよりも定番の形で王道の可愛さを狙うのがコツ

「血色チーク」や「ハンサムチーク」「ほてりチーク」などチークのトレンドも様々。ついついトレンドを意識して入れ過ぎちゃったり、入れる位置を間違えて、残念おかめチークになっていませんか? 不器用さんは、まず定番の形と位置を覚えることが大切です。

ぽっと頬が上気した時の肌を再現するには、色選びも重要。自然な血色感を演出できるコーラルピンクがおすすめです。トレンドのクリームチークはほんのり色づいて可愛いけれど、崩れやすく付ける量が難しいのが難点。チークの中でも一番使い勝手のいいパウダーチークは、なじみやすくムラになりにくいので初心者さんがまず揃えるべきアイテムです。

事前に入れる位置をチェック!

線が交わるところが目安

いきなりブラシを置くのではなく、まず自分の顔のどの位置にチークを入れるべきか確認しておきましょう。目安は目尻を垂直に下ろしたラインと、小鼻の上のラインが交わる点。ここをベースにチークを入れていきます。笑った時に、頬が高くなった位置が目安です。

ブラシで勾玉を描きます

勾玉型、ナイキ型とも呼ばれる形

チークをブラシに取ったら、ムラ付き防止のために一度手の甲で色をなじませておきましょう。それから目安の位置にブラシを置き、上昇ラインをイメージしながら頬骨に沿ってなでるように勾玉を描きます。

2~3回チークを重ねて濃さを調整

1度に完成させようとすると濃くなりすぎるので、薄付きを2~3回繰り返しましょう。

気を付けたいNGな入れ方

入れない位置をチェック

黒目の中心を垂直に下ろしたラインと、鼻の下のラインが交わったエリアには、チークを入れないように注意。

入っていないか横顔もチェック!

本来は血色のない側面までチークを入れると、やぼったく不自然な印象や和装メイクっぽくなってしまいます。生え際から指2本分はチークを入れないようにしましょう。

ほんのり上気顔! 勾玉チークの完成

これが理想の勾玉チーク
横から見ても自然な入り方

違和感のない、生まれた時からぽっと色づいているような頬に仕上がっています。笑った時に一番高くなる位置にチークをのせることで、かわいらしさと若々しさを演出。顔に立体感が出るので小顔効果もバッチリです。

(文:日比 朱美)

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