巨大望遠鏡アルマ、能力数倍に

南米チリ、30年にも次世代型

南米チリにあるアルマ望遠鏡の電波アンテナ群=11月24日、チリ北部のアタカマ高地(共同)

 南米チリで日本や米国、欧州などが運用する電波望遠鏡「アルマ」を改造し、観測性能を数倍に高める構想が進んでいることが14日分かった。国立天文台のチームが明らかにした。より遠くの天体を見ることができるようにアンテナ群を巨大化し、電波の受信能力も高める。2020年ごろから段階的に性能を上げ、30年以降に「次世代型」に生まれ変わるのを目指す。

 恒星の周りのちりが集まって惑星が誕生する様子や、謎が多いブラックホールの活動を詳しく捉えることができると期待される。国立天文台の井口聖教授は「宇宙がどのようにして現在の姿になったかを解明したい」と話している。

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