FAイチロー、ヤ軍移籍のスタントンに続きオズナも放出、マ軍外野陣“解体”
カージナルスがマーリンズのマルセロ・オズナ外野手をトレードで獲得することで合意したと米複数メディアが伝えた。
今季まで4番手の外野手としてチームを支えたイチロー外野手がフリーエージェント（FA）となり、主砲ジャンカルロ・スタントン外野手もヤンキースにトレードで放出したマーリンズ。一時、メジャー最強と評された外野陣からまた一人チームを去ることになった。
マーリンズの地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクラーク・スペンサー記者が自身のツイッターでカージナルスがオズナの獲得で合意したと速報。これを受け、米複数メディアがトレードを伝えた。現地報道によると、マーリンズはこのトレードでプロスペクトのマグネウリス・シエラ外野手とザック・ガレン、ダニエル・カスターノ、サンディ・アルカンタラの3投手を獲得する。現在は身体検査を残している段階だという。
今季メジャー5年目を迎えた27歳のオズナは4番に座り、打線を牽引。キャリアハイの打率.312、37本塁打、124打点をマークした。イチロー外野手を慕っていることでも知られ、今季は“師匠”のバットを借りて2試合連続本塁打を放ったこともあった。
元ヤンキースのデレク・ジータ―氏らが買収したマーリンズはチーム改革に着手。スタントンに続き、打線の核の放出が決定的となり、外野陣は“解体”状態。また、盗塁王のディー・ゴードン内野手もマリナーズへのトレードが決まっており、来季は新たな編成で再出発することになる。
（Full-Count編集部）
