J2のアビスパ福岡は14日、井原正巳監督と2018シーズンの契約を更新したことを発表した。
現在50歳の井原監督は、U-23日本代表のアシスタントコーチや柏レイソルのヘッドコーチを経て、2015年に福岡の指揮官に就任。1年目からJ2で3位へ導き、昇格プレイオフ進出を果たすと、その昇格プレイオフを見事に制して、チームを2011年以来5シーズンぶりにJ1へ導いていた。
しかし、昇格1年目の昨季はJ1で苦戦を強いられ、1stステージと2ndステージともに18位。年間順位でも18位と、クラブ史上初のJ1最下位での降格を経験した。そして、3年目の今季は21勝11分10敗でJ2の4位につけ、昇格プレイオフへ進出。1年でのJ1復帰を目指し、決勝へコマを進めたが、名古屋グランパスとスコアレスドロー。年間順位で下回っていたため、あと一歩のところで惜しくも昇格を逃していた。
はたして、今季の悔しさをバネに井原体制4年目の来季はJ1復帰を成し遂げることができるのか。