神戸製鋼グループのステンレス鋼管メーカー、コベルコ鋼管(社長・松原弘明氏)は親会社のアルミ・銅事業部門での不適切行為を受け、JIS認証機関の臨時のJIS認証維持審査を受けた結果、問題点は発見されず、12日に認証継続の通知を受けたと発表した。
対象はJISG3446(機械構造用ステンレス鋼鋼管)、JISG3459(配管用ステンレス鋼鋼管)、JISG3463(ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管)。
同社による自主点検や神戸製鋼所による緊急監査でも、不適切な行為は確認されていない。
点検対象は2016年9月~17年8月までの1年間に出荷した製品。今年末までをめどに、神戸製鋼が設置した外部調査委員会が自主点検と緊急監査の方法や内容の適正性・妥当性を検証する。