昨夏にパリ・サンジェルマンからチェルシーに復帰したDFダビド・ルイス(ブラジル代表)。不動のセンターバックとして昨季のプレミアリーグ制覇に貢献した同選手だが、10月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(ローマ戦)で途中交代を命じられて以降、アントニオ・コンテ監督との確執が表面化。その後の公式戦においても満足に出場機会が与えられていないことから、同クラブ退団への気運が高まっている。
こうした状況のなか、同監督が同選手との面談を実施したことが15日づけの英『EXPRESS』で話題に。この際に同選手が同監督にレギュラーの座を保証するよう訴えたことが併せて報じられるなど、起用法をめぐり未だに両者が対立している様子が浮き彫りとなった。
コンテ監督より「彼はもっと努力しなければならない」と告げられるなど、練習や試合に臨む姿勢に問題があることを露呈したダビド・ルイス。自身の権利を声高に主張した同選手だが、練習への取り組み方を見直し、同監督にむけて地道にアピールすることがレギュラー復帰への近道であることは言うまでもない。同選手の奮起に注目したいところだ。