インテル、FFP制裁回避へ…この冬の動きはどうなるのか

『Gazzetta dello Sport』は14日、「インテルは、夏までに6000~7000万ユーロの収入を得なければならない」と報じた。

今夏はそれほど大型補強を行わなかったインテル。しかし、数年前からファイナンシャル・フェアプレー制度の監視対象となっている。

そして、今冬のマーケットから夏にかけては、制裁を避けるために資金が必要になると考えられている。その額は上記のように6000~7000万ユーロ(およそ78.9~92.1億円)という話も。

チャンピオンズリーグ出場権獲得、新しいスポンサーとの契約に加え、もちろん選手の売却も考える必要がある。

ただ、インテルは現在選手を売ることについては消極的で、スパレッティ監督の手腕を信頼し、チャンピオンズリーグ出場を果たすことを前提として動いているようだ。

冬の動きについては、同じ蘇寧グループのクラブである江蘇蘇寧からブラジル代表MFラミレスを獲得するかどうか、ジョアン・マリオをムヒタリャン(マンチェスター・ユナイテッド)かハビエル・パストーレ(PSG)と交換するかどうかを議論しているとのこと。

そこで今回、中国でのシーズンを終えた蘇寧グループの国際ディレクター、ヴァルテル・サバティーニをイタリアへ呼び、真剣な議論を行う予定である。

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