大根配って飲酒運転大根絶 横須賀で街頭キャンペーン

 年末の交通事故防止と飲酒運転の根絶を目的に、横須賀署などは15日、京急線横須賀中央駅周辺で街頭キャンペーンを実施した。

 「飲酒運転大根絶キャンペーン」と題した毎年恒例の企画で、今年も三浦産の大根約600本を用意。同署員や横須賀交通安全協会、横須賀安全運転管理者会など約60人が「飲酒運転をなくそう」と呼び掛けながら、歩行者やドライバー、飲食店などに大根を配った。米海軍横須賀基地司令官のジェフリー・キム大佐ら米軍人約15人も参加した。

 同署の川田安男署長はあいさつで「管内の交通事故件数は昨年同期に比べて減少しているが、飲酒運転による事故は後を絶たない」と現状を説明。キム大佐も「横須賀基地では1年に約5千人が新たに運転免許証を手にする。交通安全教育を行うことは私たちの重要な任務だ」と述べた。

© 株式会社神奈川新聞社