金持ちはやらない「貧乏な人」の生活習慣

私が起業家・投資家としての生き方を選んで以降、変化した習慣があります。それは「ほとんどコンビニに行かなくなった」ことです。

私がお金持ちになってからやらなくなった行動

私が起業家・投資家としての生き方を選んで以降、変化した習慣があります。それは「ほとんどコンビニに行かなくなった」ことです。

コンビニは本当に便利で、かつては私も冷蔵庫代わりに利用していましたが、今はコンビニで買い物をする必要性がほとんどありません。

健康が何より大切なので、食事はほぼ手作りです。清涼飲料水は一切飲まず、ネット通販で届けられるミネラルウォーターを飲んでいます。2Lペットで1本68円です。出かける時も通販でストックしてある500mlのペットボトルの水を持っていきます。1本35円です。

ビールやチューハイも通販ですし、乾電池などもホームセンターで買ってストックしてある。つまり家の中で必要になりそうな消耗品類はあらかじめ想定してネット通販や100円ショップ、ホームセンターなどで安く買い置きしてあるので、突発的な状況に迫られてコンビニで買い物をせざるを得ない場面がほとんどないのです。

肉まんや唐揚げ、貧乏だった頃は毎日コンビニで買い物

しかし私が貧乏だった学生~20代前半の頃は、毎日のようにコンビニに行っていました。コンビニ本部に勤務していたからという理由だけではなく、健康には無頓着でしたし、家の中でどういうものが必要となるか、想像すらしていなかったからです。「コンビニで買えばいいや」という発想もありました。

そして、特に用事がなくてもとりあえずコンビニにふらっと立ち寄るのが習慣でした。すると「あ、新商品が出てる」と買ってみたり、レジ前で「あ、肉まん食べよう」「唐揚げ食べたい」などと欲望を刺激され、ついつい買ってしまうという行動をしていたのです。

これは何も、コンビニに行くなとか、コンビニで買い物をするのを否定するわけではありません。「自分の生活スタイルではコンビニを利用し倒すほうが合理的」「ストックするほうが邪魔」と判断している人もいるでしょう。

そうではなく、無意識でコンビニで買い物をするのは危険ということ。コンビニは基本的に定価ですし、買いたくなるような仕掛けが満載ですから、何も考えなければどんどんお金を吸い取られかねないということです。

とはいえ私もこの業界出身なので、もっと多くの人にコンビニを利用してもらいたいという、矛盾した願望もあるのですが。

(文:午堂 登紀雄(マネーガイド))

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