今夜行われるFIFAクラブワールドカップでクラブ世界一を狙うレアル・マドリー。
来年2月に再開されるUEFAチャンピオンズリーグではPSGとの対戦が決まっている。3連覇を目指す前者と、悲願の初優勝を狙う後者。どちらかはベスト8にも進めないのは、なんとも勿体無い気も…。
今回はやや気が早いが、どちらのチームが勝ち抜けることになるのかを編集部員たちが予想してみた。
編集部K:レアル・マドリー
PSGのファンとしてはこう言いたくはないが、あまり相性のいい相手ではないと思う。
今季のPSGは例年と比べてバランスは良い。ダニ・アウヴェスの加入がディフェンス力を高めており、ネイマールはさすがスターという力を見せつけている。
ただ、レアル・マドリーはこの二人を知り尽くしているチームであるし、今のPSGがバルセロナを超える力を備えているとは言い難い。
特に、今のセンターバックの3人を考えると、どう構成してもロナウドらを完全に抑えられるとはちょっと…。
編集部T:レアル・マドリー
大補強も功を奏してリーグアンで首位を独走するPSG。片やラ・リーガでバルセロナやバレンシアの後塵を拝しているレアル・マドリーと、チーム状況で考えるとPSGの優勢だろう。
しかし、CLの舞台では、レアル・マドリーの経験と実績がPSGの勢いを上回るのではないかと見ている。
編集部I:PSG
今季は低調さも見せているレアル・マドリー。だが、ここぞという時に底力を発揮するのが、レアルがレアルたるゆえんだ。
大一番では憎らしいまでの強さを見せつけるチームだけに、簡単に敗れる姿は想像できない。
ネイマールとエンバッペを加え驚異的な破壊力を備えたPSGだが、完成度でいえは及ばないはず。ただ、何かを起こして欲しいという期待も込めてパリを推したい。
編集部O:レアル・マドリー
各ポジションに大きな差はないと思われる両チーム。勝負を分けると考えられるのは中盤だ。
PSGは最近ドラクスラーもここで使われることが増えているが、マドリーの中盤と比べるとやはり一枚以上落ちる。モドリッチ、クロース、カゼミロの3人が健在である限りはマドリー優位とみる。
編集部S:PSG
実力的にはほぼ互角。経験的にはややマドリー有利だが、2ndレグをホームで戦えるメリットが働きPSGが勝利と予想。
編集部H:PSG
試合が行われるのは2、3月のことであり、現時点で結果を占うことは困難だが、イタリア、アメリカがW杯予選で敗退する昨今、時代の趨勢は突如として変化する。スペインで役不足を感じたネイマールが、外からメッシ・ロナウドの“2強時代”を終わらせサッカー界の新たな主役となる…そんなシナリオはいかがだろうか。
ちなみに、今夜行われるグレミオとのクラブW杯決勝について、解説者の北澤豪さんは「延長戦の末に2-1でグレミオが勝利する」と予想。果たして…。