雪で降るか、雨で降るかで大違い

きのう17日は北陸平野部で大雪となり、金沢市では午前中の6時間で30センチもの雪が積もりました。乾燥+青空の太平洋側との天気の相違は、きょう18日も同様ではありますが、日本海側の雪の降り方はだいぶ範囲が狭くなっています。さらに、北陸西部の天気分布は、気温の上昇により平野部では雨に変わった地域が多くなっています。

例えば、きのうのような一気にどっさり降る北陸タイプの雪が(たいてい緩急があるとはいえ)1週間ほど近く続くとどうなるでしょうか。階段状に積雪が増加して、日常生活に深刻な影響が出てしまいます。幸いにも、今回の冬型気圧配置はすぐに緩んだので、こうした事態にはならなかったのですが、まだ冬は始まったばかりです。今後も油断できないと思います。

気象予報士・高橋 和也

画像について:午前11時(17日・18日)天気分布

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