産業技術短大で学ぶ「企業派遣学生」、鉄鋼協会など主催の研究発表「学生ポスターセッション」で優秀賞

 産業技術短大(尼崎市、理事長・友野宏新日鉄住金相談役、学長・小島彰氏)で学ぶ企業派遣学生2人が、日本鉄鋼協会と日本金属学会の関西支部主催・合同研究会の「学生ポスターセッション」で「優秀賞」を受賞した。

 受賞したのは東洋鋼鈑派遣の機械工学科2年・山根恵介氏(発表研究「水モデルにおけるスピッティング挙動」)と、愛知製鋼派遣の電子工学科2年・島崎紘太氏(同「界面微細メッシュ構造を利用した特異拡張濡れによる金属結合」)の2人。

 同セッションは、学生が自作ポスターを示しながら研究テーマを発表するもので、12月11日に京都大学国際イノベーションセンターで行われた発表会では京大、大阪大学など関西の6大学から34件の発表が行われ、優秀賞7件のうち2件を産技短大の企業派遣学生が受賞した。

 産技短大の学生が同セッションで受賞するのは初めて。同短大では「本学から出場した2人がともに受賞したことは大きな栄誉」と喜んでいる。

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