カンヌ主演女優賞受賞、フィリピン麻薬戦争の暗部描く「ローサは密告された」DVD化

(C)Sari-Sari Store 2016

フィリピンを蝕む麻薬撲滅戦争の暗部を描き、2016年第69回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞した映画「ローサは密告された」が、DVDで2018年3月2日に発売されることが決定した。

本作は、マニラにある東南アジア最大のスラム街を舞台に、雑貨を売るのと同列に麻薬を売り、無法地帯でただ毎日を生きる女とその家族を描いた衝撃作。全編がまるでドキュメンタリーのような生々しいタッチで描かれ、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が進める過激な麻薬撲滅運動の影の部分が映し出される。

監督は、”第3黄金期” と呼ばれる現在のフィリピン映画シーンを牽引する存在で、クエンティン・タランティーノやショーン・ペンら世界が注目し、絶賛を惜しまない鬼才、ブリランテ・メンドーサ。
本作は2017年度のアカデミー賞では外国語映画賞フィリピン代表に選出され、第69回カンヌ国際映画祭では主人公を演じるジャクリン・ホセが、クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、レア・セドゥ、イザベル・ユペールら名立たる俳優たちを抑えて、フィリピン初の主演女優賞を獲得するという快挙を成し遂げた。
審査員の一人だったドナルド・サザーランドはホセを「超一流の演技」と絶賛し、同じく審査員のキルステン・ダンストは本作のラストシーンに感動して涙したという。

発売が決まったDVDには、映像特典としてメンドーサ監督の新録インタビューと劇場予告編が収録される予定。監督曰く「俳優たちは、撮影が進むにつれ、自分の演じる人物の置かれた苦境を感じてゆくことになります。何が起こるか分からない不確かさが、スクリーンに定着される」とのこと。続きはDVDで楽しんでほしい。

【ストーリー】
ローサはマニラのスラム街の片隅でサリサリストアを夫ネストールと共に経営している。かつての日本の下町のように、密接して暮らす人々のつながりは深い。ネストールはいつもだらだらしてばかりだが気は悪くない。店を切り盛りするのはローサ。ローサには4人の子供がおり、彼らは家計のため、本業に加えて少量の麻薬を扱っていた。ある日、密告からローサ夫婦は逮捕される。さらなる売人の密告、高額な保釈金・・・・警察の要求はまるで恐喝まがいだ。この国で法は誰のことも守ってくれない。ローサたち家族は、したたかに自分たちのやり方で腐敗した警察に立ち向かう。

(C)Sari-Sari Store 2016

■リリース情報
DVD「ローサは密告された」
2018年3月2日発売 ※レンタル同時リリース

PCBE.55837 ¥3,800+税

<特典映像>
・ブリランテ・メンドーサ監督インタビュー
・日本版予告編

(C)Sari-Sari Store 2016

©株式会社ポニーキャニオン

コンテンツの閲覧を続けるには、ノアドット株式会社が別途「プライバシーポリシー」に定めるお客様の「アクセスデータ」を取得し、利用することを含む「nor.利用規約」に同意する必要があります。