鷹FAの鶴岡、5年ぶりハム復帰決定「本当に嬉しい」 2年契約で年俸3000万円

栗山英樹監督とともに入団会見を行った鶴岡【写真:石川加奈子】

同じ背番号「22」で復帰、栗山監督も期待「一緒にいいチームを作っていきたい」

 ソフトバンクからフリーエージェント(FA)権を行使した鶴岡慎也捕手が18日、札幌市内のホテルで日本ハムと交渉を行い、入団が決まった。背番号は、以前も日本ハムでつけていた「22」。2年契約で、年俸は3000万円(推定)プラス出来高となった。

 5年ぶりの古巣復帰だ。栗山英樹監督とともに入団会見を行った鶴岡は「ファイターズというチーム、北海道という土地は僕にとって特別なもの。本当に嬉しいです。(背番号)22で出ていって、帰ってきたときに空き番号だったことに縁を感じます」と語った。

 国内FA権を取得した13年オフに日本ハムからソフトバンクにFA移籍した鶴岡は今季、甲斐の台頭もあり、29試合出場にとどまった。出場機会を求めて、今オフ再びFA宣言。当初想定してなかった古巣からのオファーに心から感謝した。

 また、栗山監督は「弱いところから強くなる過程を全て知っている選手。ぜひ帰ってきてもらいたいと思っていた。個人的にも嬉しいし、一緒にいいチームを作っていきたい」と期待を寄せた。

 日本ハムで4度、ソフトバンクで3度リーグ優勝した経験を古巣に惜しみなく還元する。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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