象牙の国内市場、密輸の温床に

WWF「閉鎖勧告に該当」

8月、中国当局が押収した日本から違法輸入された象牙製品(中国・河北省石家荘税関撮影/WWFジャパン提供)

 環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)ジャパンは20日、象牙の日本国内の市場が、中国への組織的密輸ルートの温床となり、外国人による海外への違法持ち出しも横行しているとの調査結果を公表した。アフリカゾウ絶滅の恐れから、米中など各国が国内市場閉鎖を進める中、日本は「市場は適切に管理されている」として維持してきた。政府の見解と矛盾する結果となり、WWFジャパンは「ワシントン条約で閉鎖が勧告される市場に該当する」として、政府に対応を求めている。

 WWFジャパンによると、調査は5~9月に実施し、5千点超の象牙製品を確認した。

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