米、チェチェン首長に制裁

強権支配で人権侵害に関与

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ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長=2016年12月、モスクワ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米財務省は20日、ロシア南部チェチェン共和国で政敵の1人を殺害するなど深刻な人権侵害に関与したとして共和国トップのラムザン・カディロフ首長と治安当局幹部を米独自制裁の対象に追加指定した。チェチェンでは、プーチン大統領に忠誠を誓うカディロフ氏の強権支配が続き、国際社会から懸念の声が出ている。

 ほかにも、2009年にロシアで獄中死したマグニツキー弁護士が告発したロシア内務省当局者の横領事件に関与したとして、ロシア人3人も制裁対象に追加指定。いずれも、マグニツキー氏の獄中死をきっかけに12年に制定された通称「マグニツキー法」に基づく措置。