今月はかなりの少雨

この時期、太平洋側はもともと雨が降りにくく、空気が乾燥しますが、それにしても今月は潤っていません。今月きのうまでの降水量は、甲府や名古屋、高松で0.0ミリ、岡山で1.0ミリ、仙台や京都で2.5ミリ、東京で4.5ミリ。東京は、12年ぶりの少雨となる可能性があります。
次に広く天気が崩れるのは、日曜日から月曜日のはじめにかけてですが、関東周辺はあまり降らないパターン。大晦日もにわか雨の可能性がありますが、いずれも年内はもうまとまった雨が期待できません。

ちなみに、クリスマスイブは、東京は統計的に一年でもっとも晴れやすい日です。晴天率はなんと93.3%。戦後、雪の降ったことなど一度しかなく、本来定着すべきイメージは、ブルーイブなのです。

気象予報士・美濃岡 洋子

画像について:大晦日までの10日間予報

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