テロ対策へ新止血法

総務省消防庁が普及目指す

総務省消防庁が普及を目指す止血法で使用する「ターニケット」。動脈を圧迫して出血を止める

 総務省消防庁は、救急隊員らによる新たな止血法の普及を目指している。手足の切断など、大量の出血を伴う大けがに有効とされる。2020年東京五輪・パラリンピックに備えたテロ対策の一環で、事故や災害にも役立つとみている。来春までに研修計画とテキストを作り、全国の消防本部に配る予定だ。

 この方法は「ターニケット」と呼ばれる器具を使用。負傷した手や足をベルトの輪に通し、棒を回して締め付ける。動脈を素早く確実に圧迫することで出血を止められ、米ボストン・マラソンを狙った爆破テロ(13年)でも活用された。

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