今日はクリスマスである。しかし、今季はスペイン、イングランド、イタリアで試合が行われており、ガルフカップも開幕。サッカーは続く。
サッカーファンはなかなかクリスマスっぽい何かに出会う機会もないだろう。
ということで、サッカーを見ながらでも出会えるクリスマスを特集してみよう。ああ、苦しいことは、わかっているよ。
GK:アレックス・サンターナ(Alex Santana)
かつて湘南ベルマーレでプレーしたブラジル人ゴールキーパーは、その後ミラソウとフィゲイレンセで活躍。昨年フラメンゴに移籍し、ブラジル代表にも招集された。
PKの際に見せたダンスが有名。そう言えば街にあるサンタのオブジェも同じような動きをしていることがある。
CB:ニコラ・サン=リュフ(Nicolas Saint-Ruf)
RCランスの下部組織で育成された長身センターバック。その後オルレアン、モンペリエ、バスティア、ナンシーでプレーしている。
短期間でクラブを渡り歩く旅人。まさにかつてのセイントのように、各地に足跡を残す。
CB:ファビアーノ・サンタクローチェ(Fabiano Santacroce)
三都主アレサンドロの従兄弟に当たるというブラジル生まれのセンターバックだ。2008年にはイタリア代表にも選出されている。
イタリア代表に入ったとき、筋萎縮性側索硬化症と戦うかつての恩師にそれを捧げたという。まさにサンタだ。
CB:ショーン・パトリック・セント・レジャー(Sean Patrick St.Ledger)
イングランド生まれであるが、祖父の出身地であるアイルランドを選択し、代表に定着した。
聖パトリックにセイント。まさにキリスト教の申し子である。
DH:ダニエル・サンタ(Daniel Santa)
名門アトレティコ・ナシオナルで育成され、2009年にはナイジェリアで開催されたU-17ワールドカップにも出場した。
センターバックもボランチもこなせる選手で、チームに間違いなく「プレゼント」ができる。
DH:バプティスト・サンタマリア(Baptiste Santamaría)
フランスのU-20代表でプレーした経験を持つセンターハーフは、正確なパスを展開していくことを得意とする。
名前が聖バプテスト、いまプレーしているのがアンジェ(Angers)というのもなかなか神々しい。
左SH:アラン・サン=マクシマン(Alain Saint-Maximin)
サンテティエンヌでデビューを果たした「神童」はその後モナコに引き抜かれ、幾つかのクラブにローンされた後ニースへ移籍。
圧倒的な速度と技術で繰り出されるドリブルは、ピッチをソリで滑っているかのようだ。
右SH:マコーリー・クリサンタス(Macauley Chrisantus)
2007年に行われたU-17ワールドカップで7ゴールを決め、得点王に輝いたアタッカーだ。
名字だけでなく、名前もホーム・アローン2的な感覚がある。
CF:アリエル・サンタナ(Ariel Santana)
コスタリカU-20代表経験を持っているストライカーは、1984年の五輪に出場したカルロス・サンタナの息子だ。
サンタがいることもあり得る、と伝えてくれるだろう。
CF:ロケ・サンタ・クルス(Roque Santa Cruz)
パラグアイ代表で長く活躍したイケメンストライカー。36歳になった今も現役で、オリンピア・アスンシオンでプレーしている。
サンタはきっと、くる。子どもたちにはそう伝えよう。
CF:ユッカ・サンタラ(Jukka Santala)
ユッカ・サンタラは、デンマークのノアシェランで活躍した経験を持つ長身ストライカーだ。
サンタクロースの本拠地であるフィンランドで生まれたのだから入れないわけにはいかない。
監督:ホセ・サンタ(José Santa)
1998年のワールドカップにコロンビア代表のメンバーとして出場。アトレティコ・ナシオナルの伝説的なDFは、現在レアル・カルタヘナの指揮官だ。
その豊かな経験は、選手たちにはまるでギフトのようになるだろう。