初詣に備え 鎌倉、鶴岡八幡宮で警備広報訓練

 正月三が日に毎年250万人が訪れる鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)で25日、初詣に備えた警備広報訓練が行われた。県警警備課や鎌倉署などから約50人が参加し、安全な参拝を呼び掛けた。

 本宮へ続く大石段の下など3カ所で、やぐらに上がった警察官が「あけましておめでとうございます」「それほど長くはお待たせしません」とアナウンスを練習。「もうすぐお参りできますので慌てずお待ちください」と呼び掛けた。

 大みそかの夜から1月3日まで境内で警備広報を行う。同署は「事故防止だけでなくテロや災害対応など緊張感を持って臨みたい」と気を引き締めた。

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