がんの正しい知識を、登別・富岸小で出前講座

 道主催の2017年度(平成29年度)がん教育出前講座が19日、登別市富岸小学校で開かれ、社会医療法人母恋日鋼記念病院の益子博幸副院長が、6年生69人に予防や早期発見などがんに関する正しい知識を伝えた。

 同講座は、子どもたちががんに関する正しい知識を身に付けることで、親世代への啓発効果などが期待されることから、がん診療連携拠点病院などの協力を得て実施。胆振管内では14年度から取り組んでいる。

 益子副院長は「日本人が一生のうちにがんになる確率は男性62%、女性46%。3・5人に1人ががんで死亡している」「細胞の設計ミスによってがんが発生する」などと説明。

 児童らに「他人のたばこの煙を吸うと肺がんの危険性が高くなるか」「塩辛いものを食べ過ぎるとがんになりやすいか」と○×クイズで質問した。

 予防については「塩分の一日の摂取量は男性8グラム、女性7グラム。食事は偏らずバランス良く」「適度な運動をしよう」「症状がなくてもがん検診を受けることが大切」とアドバイスした。

 児童たちは授業を受けて家族に向けたメッセージをカードに記入。堺谷海斗さん(12)は「お父さんがたばこやビールを飲むので少し控えてもらうよう伝えたい。自分もなる可能性があるので野菜嫌いを改善したい」と話していた。 (高橋紀孝)

【写真=益子副院長の講義に耳を傾ける児童たち】

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