発足5年を迎えた安倍政権~幾多のピンチも野党の体たらくに助けられた!?

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12月27日(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①

安倍政権の軸と、立ちふさがった最大の壁とその原因
6:31~ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

安倍晋三首相 「2017年報道写真展」を鑑賞 提供:産経新聞

安倍政権発足5年~政策は「経済成長」
12月26日で発足5年を迎えた安倍政権。5度の国政選挙で全勝。結果だけみれば盤石ともいえる安倍内閣だが、その間には数々の問題もあった。野党との攻防も含め、安倍政権のここまでの5年を振り返る。
高嶋)昨日26日が安倍政権発足5年となりました。5回の国政選挙で連勝。そこで気になったのが8から10に上げるべき消費税を2回先送りにしているところとか、選挙のときは経済中心にお給料上がりますみたいなこと言うけど、終わると安保法制やったり、憲法改正どうのこうのとか。

鈴木)そうですね

高嶋)キャッチフレーズが最初から目立つのですよね。当初は「女性活躍」、そして「地方創生」「一億総活躍」「人づくり革命」「生産性改革」。これを聞いたら鈴木さんは「キャッチフレーズは変わっても、やってる中身は一緒です」と仰ってますけど、どういうことでしょうか?

鈴木)看板を掛け替えてるだけ。基本的には一つで「経済成長をやっていこう。生産性を上げて行こう」これが柱としてあるわけです。女性活躍してもらうのは、女性が活き活きとした自分の女性らしい人生を送っていけるようにというよりは、一生懸命働くことによって生産性を上げて国の経済に寄与して欲しいと、そういうことです。それが教育の無償化も人材を育てて、そしてそれが経済成長に繋がる。安倍政権というのは経済産業省内閣なんて永田町ではよく言われていますが、政策の方向性もそういう感じです。ただ、看板を掛け替えて行くことによって、アピールしたり上手く選挙に使ったり、それは確かにあったと思います。

安倍首相の人事の功罪~首を絞めた「失言」の数々
高嶋)昨日のぶら下がり取材での発言を見ていると、いろいろな壁が相次いで自分の行く先を阻んだ、それを一つ一つよくクリアしてきたと言っています。森加計もそうですが、5年間の一番のピンチは何だったんですかね。

鈴木)去年だと思います。去年、支持率が下がったときです。その背景には何があるのかと言うと、安倍さんは非常に人事の上手い人ですよね。人事って普通の会社でもそうだけど求心力あるじゃないですか。お前を採用するとかしないとかいうことによって上に忠誠心を誓わせるみたいな。それを非常に上手く使ってきたと思う。ただ一方で人事の弊害もあった。今年のまさに象徴なんですけど、失言大臣とか物凄く多かったでしょ。

高嶋)本当そうですね。

鈴木)挙げたらキリがないけど、今村さん山本幸三さん金田法務大臣、稲田さん……

高嶋)よく在庫一掃内閣と言うじゃないですか。

鈴木)そうです。内閣改造でさらっと変えたりしてますけれど。安倍さんの人事の上手さもありますが、そういった人たちを登用したことによって、上手く行かないで支持率が下がる。そこへ来て今年はそこへさらに森加計が加わって、ご本人の「何かあるなら私はやめますよ」という失言もありました。

高嶋)啖呵切るの好きですよね。

鈴木)でもこれは答弁としては失言ですよね。それから「昭恵夫人は私人だ」これも答弁で言っちゃったから首をさらに絞めて来た。だからある種の、安倍さんにとっての最大のピンチは今年の森加計だったし、そのきっかけとなったのは人事と失言。こんな感じだと思います。

高嶋)選挙ですから敵対するのは仕方ないのですが、「こういう人たちに負けるわけにはいかないんです」あれは相当効いたようですね。

鈴木)あのとき、現場にいました。どこまで我慢するかなと思ってましたが、我慢できなかったですね。

まとまらない野党とアベノミクスの現在
高嶋)でも勝った。野党の体たらくも聞きたいと思いますけど、色んなところで助けれらた向きもありますよね。

鈴木)まあ敵失という部分ですね。

高嶋)そして肝心要はアベノミクスが本当に活きていないと。自民党の若手サイドの中からはそういうものに対する批判も出て来ていると。

鈴木)出て来てますね。

 

高嶋ひでたけのあさラジ!FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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