北日本~北陸・群馬・長野 大雪のピークは夕方にかけての見通し

 25日(月)から続いていた強い冬型の気圧配置は、きょう昼以降は次第に緩んでくる見込みとなっている。東北地方や北陸地方ではきょう28日昼前にかけて高波に引き続き警戒、北日本・北陸・関東北部山沿いや長野県では夕方にかけて大雪に注意が必要となる。

大雪

日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、広い範囲で雪が降り積もっている。
 きょう28日(木)午前4時までの24時間の降雪量は、福島県桧枝岐村で72センチ、群馬県利根郡みなかみ町藤原57センチなどとなっており、積雪の深さは、青森市酸ヶ湯239センチ、みなかみ町藤原129センチ、新潟県津南町117センチなどとなっている。多いところでは平年の2倍の以上の積雪になっている。

 きょう28日夕方にかけて、北日本、北陸地方、関東北部山沿いや長野県を中心に大雪となるおそれがある。

■28日明け方までに予想される降雪量(多いところ)
 関東甲信・東北・北海道  40センチ
 北陸           30センチ
 大雪による交通障害、なだれに注意が必要だ。

28日午前4時の積雪の深さ。出典=気象庁ホームページ

高波

東北や北陸ではきょう28日昼前にかけて海は大しけとなる見込み。高波に警戒が必要だ。

■28日に予想される波の高さ
 東北・北陸 6メートル
 北海道   5メートル

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