ヤカンでカーリング 児童や住民ら歓声 平戸・潮見花公園

 車輪の付いたやかんをカーリングのストーンに見立てて得点を競い合う「ヤカーリング大会」が23日、平戸市生月町の潮見花公園であった。

 「ヤカーリング」は、2006年冬季五輪での女子カーリング日本代表の活躍を参考に大阪の商店街が発案。山田・舘浦地区まちづくり運営協議会が平戸市で初めて企画し、児童や住民ら約60人が参加した。

 2人一組のチーム。地面に敷かれた長さ約5・4メートルの板に描かれた円を目がけてやかんを投じ、得点が入ると歓声を上げて喜んだ。山田小6年、石原心美(このみ)さん(12)は「やかんが思う方向に行かず難しかったが、楽しかった」と話した。

 主な成績は次の通り。

(敬称略)

 (1)中村茉莉亜(山田小6年)中村颯希(同5年)(2)白石君江(舘浦浜)橋口一枝(舘浦潮見)(3)田渕一心(山田小4年)川渕拓海(同)

的を目がけてやかんを投げる子どもたち=平戸市生月町

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