経産省の小見山金属課長、厚板シャーの武部産業を見学

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 経済産業省の小見山康二金属課長が26日夕、厚板溶断加工業の武部産業(本社・千葉県浦安市鉄鋼通り、社長・長澤裕介氏)を訪問した。

 厚板溶断業界に対する状況把握・理解を促進したいという申し入れが発端。独立系中堅クラスに位置する武部産業を通じ、厚板溶断加工業の業態や足元の景況感、工場操業状態や取引に関するさまざまな実態について長澤社長から説明を受け、理解を深めた。

 全国厚板シヤリング工業組合が窓口になったことから石原慶明理事長(JFE鋼材社長)、染宮茂事務局長も同席。金属課側からは小見山課長のほか岡田治課長補佐も同行した。

 現在、厚板シヤ工組では「取引適正化~適正切板加工賃確保~」に向けた活動を推し進めている。経産省でも、鋼材の商取引条件改善に向け積極的に取り組んでおり、政府が進める「働き方改革」の観点も踏まえて「あるべき取引形態の姿」や「ムリ・ムラ・ムダの偏りのない適正商慣行の実現」に向けた意見交換などもなされた。

 工場視察では、ガス・プラズマ・レーザによる実際の厚板加工はもちろん、CADなどシステムを活用した現場運営手法などにも高い関心を示した。

 小見山課長は「今後も機会をみつけて現場の『生の声』を聴き問題点を実際に把握して行政に生かしていきたい」と述べた。