一度は食べてみたい!日本各地で発見した「進化系」グルメ5選

世間をにぎわす「進化系」は東京のもの?

ふわっふわすぎるパンケーキや、バンズがわりにお肉を使ったハンバーガー、タワー型のかき揚げなど、巷を騒がせる「進化系グルメ」の数々。見た目のインパクトがあり、いわゆる"インスタ映えする"食べ物がテレビ番組や雑誌、SNSでシェアされているのもよく目にしますよね。
でも、そういった話題になるグルメの発信源って、いつも東京都内なの? とお思いの方もいらっしゃるのでは……。もちろん、そんなことはありません。47都道府県、それぞれに独特の地域性を持つ日本。あらゆるところでご当地グルメも進化し続けています。

インスタグラム映えする?パンケーキの例

地方発! 食卓で楽しむ進化系グルメ

今日は、次に話題になるのはコレ!という、各地の知られざる、熱~いグルメを大放出。あえて華やかなスイーツではなく、ごはんやお酒といっしょにいただきたいおかず・おつまみ・お惣菜系グルメをピックアップしました。
紹介にあたっては、
①普通ならどう食べるか?
②どんなところが進化系?
③食べたら実際おいしいの?
……という3点を調査してみました。
また、お取り寄せサイトのリンク付なので、これは食べなきゃ!と思った方は要チェックですよ。

■進化系うなぎ「浜名湖うなぎの刺身」

①普通なら?:
夏のスタミナ料理といえば、うなぎ。うなぎといえば、蒲焼きが定番。甘いタレにくぐらせて炭火でこんがり……間違いなくおいしいですが、そういえば焼く以外の食べ方はないのでしょうか。実はうなぎの血には毒があるので、生で食べることができません。そのため、昔から白焼きや蒲焼きなどが調理法として広まっていました。

一般的なうなぎのイメージ

②ここが進化系!:
そんな"うなぎ生食界"に風穴を開けたのが、静岡県の「魚魚一」さん。専門調理師による技で毒のある部分を取り除き、生のうなぎを刺身で食べることが可能になりました。ふぐのように薄造りにしていただきます。古くからのうなぎの名産地、浜名湖からの発明です。

③そのお味は?:
うなぎの刺身は透き通った白身。ほどよく脂が乗っており、ポン酢とあさつきを添えればさっぱりとした旨みが広がります。贅沢に2枚ずつ頬張ってみてください。さらにリッチな気分が味わえます。みんなで鍋を囲んでしゃぶしゃぶにしていただくのもオススメ!

浜名湖うなぎの刺身
(うなぎの刺身本舗 魚魚一/静岡県)
http://www.47club.jp/totoichi/goods/detail/10096339/

■進化系メンチカツ「黒毛和牛チョップカツ」

①普通なら?:
豚肉や牛肉のひき肉を丸めて揚げる、メンチカツ。お肉の旨みとふわっとした食感が楽しめる、庶民的なお惣菜として老若男女に親しまれています。最近はコンビニエンスストアなどでも揚げたてのものが食べられますよね。

一般的なメンチカツのイメージ

②ここが進化系!:
「黒毛和牛チョップカツ」は、その名の通り黒毛和牛を、なんと100%使用しています。名前が「メンチ」ではなく「チョップ」なのは、お肉を大胆にたたいた(チョップした)だけの超荒挽き製法だから。”ステーキみたいなメンチカツ”をテーマにステーキ用のお肉を使い、老舗和牛卸店「小島商店」さんが精魂こめて作っています。

③そのお味は?:

お肉のゴロゴロした食感が感じられ、ジューシーさをダイレクトに味わえる今までにないメンチカツ。もはや庶民のお惣菜とはいえない存在感です。お肉に負けないようしっかり目の味付けで満足感たっぷり。

黒毛和牛チョップカツ
(小島商店/東京都)
http://www.47club.jp/15M-000030rzf/goods/detail/10102119/

■進化系ぎょうざ「房総海老ジャンボ餃子」

①普通なら?:
ビールと一緒に食べたい、餃子! ひき肉、ねぎ、にらなどを餡に、薄い皮で包むのがスタンダードな姿です。半月型のものがポピュラーですが、ほかに棒餃子や一口餃子、バラ型などの変わり種もあります。いずれもおかずとしてパクパク食べられるサイズが多いですよね。

一般的な餃子のイメージ

②ここが進化系!:
こちらの「海老ジャンボ餃子」。形は普通の餃子のようですが、大きさが約9cm。普通の餃子の2倍近くあります。そして皮から飛び出しているのは、なんと海老のしっぽ。丸ごと一匹海老を包み込むという、今までにない大胆すぎる餃子です。

③そのお味は?:
まず口に飛び込んでくるのが、千葉県産ポーク&新鮮野菜のジューシーな餡。そしてぷりぷりの海老が現れます。一個でも食べ応え抜群で、お子様にも、ビール好きのお父さんにも、大人気のひと品です。冷凍のまま蒸し焼きにするとおいしくできるそうですよ。

海老ジャンボ餃子
(房総ジャンボ餃子本舗/千葉県)
http://www.47club.jp/14M-000016fwd/goods/detail/10004523/

■進化系お茶漬け「ごまあじ茶漬け」

①普通なら?:
お茶漬けと言えば、飲んだ後のシメや朝ごはんにさらっといただくもの。九州地方や千葉県、静岡県など、新鮮な魚が採れる地域ではちょっと贅沢に、味付けした生のお魚を乗せた「鯵茶漬け」や「鯛茶漬け」が食べられています。新鮮なお魚が命なので、普通は現地でいただくか冷凍した物を取り寄せるしかありませんでした。

②ここが進化系!:
出来上がり前の写真をごらんください。なんと、長崎県沖で獲れた生の鯵のフィレがゼリー状のお出汁に包まれているんです。お魚由来のゼラチンで出来たこのゼリーにお湯をかけると出汁が溶けだすという仕組み。あっという間に絶品お茶漬けの出来上がりです。

③そのお味は?:
まるでお刺身のようなアジを優しいだし汁と一緒にかき込むときの幸せと言ったら。冷凍していないので食感や香りも地元でいただくものに限りなく近いのでは? 単なるお酒の締めにはもったいない、ゆっくり味わいたい一杯です。

ごまあじ茶漬
(鯵本舗 海鮮贅沢茶漬/長崎県)
http://www.47club.jp/41M-000078wzd/goods/detail/10034370/

■進化系レトルトカレー「ピンクのカレー」

①普通なら?:
日本人の国民食の一つ、カレー。定番のものでも、チキンやビーフ、野菜、シーフード入りのものなど具材は多種多様。今や全国にはシカ肉、サザエ、しいたけ、りんごやしょうがなど各地方の特産品を使ったレトルトカレーが数多あります。でも見た目は大きく変わらず、茶色っぽい、普通のカレーに近いものですよね。

一般的なカレーのイメージ

②ここが進化系!:
鳥取県で作られる「華貴婦人のピンク華麗」。ピンクと言ってもどうせワインレッドみたいな色じゃない?と思いきや、いえいえ、正真正銘のファンシーなピンク色なんです! 体に悪いものを使っているのでは……と思ったら、これは鳥取県産の「ビーツ」由来の赤色。むしろ美肌や血流に良い成分たっぷりなのだそうです。

③そのお味は?:
見た目はやさしいピンク色ですが、意外にもピリッとスパイシーなカレー。チキンベースの万人受けするお味です。具は溶け込んでいるので、野菜やチーズなどお好みのトッピングでピンク色の世界を更に鮮やかにすることをおすすめします。

華貴婦人のピンク華麗
(ブリリアントアソシエイツ/鳥取県)
http://www.47club.jp/34M-000054dds/goods/detail/10086795/

密かに進化を遂げる美味を見逃すな!

どれも、普段食べているものとは一風変わったご当地の進化系グルメ。初めて見たものがいくつあったでしょうか? 皆さんの想像を超える品々をお届けできていれば幸いです。この記事でご紹介したグルメは通販サイトで購入もできるので、現地まで行かずに試すことができますよ。
チイキイロ編集部でも、まだまだ知らないご当地グルメの世界に驚きっぱなし。これからも、あなたの知らないところでひそかに話題になっているものを着々と発掘していくべく、リサーチを続けたいと思います。みなさんが「これは!」と思うグルメもぜひこっそり教えてくださいね!

※関連リンク※
進化するスイーツも?!いま女子に一番人気のパクチーたっぷりの○○とは
https://www.chiikiiro.com/articles/1

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