川崎市の仕事納め 市長「来年も現場力を」

 川崎市の福田紀彦市長は仕事納めとなった28日、区役所や各部局を回り、職員の一年の労をねぎらった。

 福田市長は午後に訪れた川崎区役所地域みまもり支援センターで「地域包括ケアシステムが一番大事と言っているが、現場の第一線で1年間、存分に頑張っていただき感謝を申し上げたい」と述べた。

 同センターは、子どもから障害者、高齢者までを対象にした地域包括ケアシステムを推進するため、2016年4月に区役所の子育てや福祉関係の部署を改編して設置された。

 市長は「さまざまな相談の中で困難な事例の対応に悩むケースもたくさんあったと思う。来年も現場力をつないで、スキルを高めながら、市民に寄り添う形で頑張ってほしい」と呼び掛けた。

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