リヴァプールのスタメン半分をセインツ出身選手で固められる! 支払った移籍金は驚愕の1億6650万ポンド

サウサンプトンから引き抜いたマネ photo/Getty Images

マンチェスター・シティ、チェルシーなども興味を示していたDFフィルジル・ファン・ダイクは、結局リヴァプールに移籍することが決まった。リヴァプールは念願のセンターバックを補強できたわけだが、今回もお得意様であるサウサンプトンからの補強だったのが注目だ。

近年のリヴァプールはサウサンプトンから選手を引き抜くケースが続いており、2014年夏以降では6名獲得したことになる。FWリッキー・ランバート(400万ポンド)、MFアダム・ララーナ(2500万ポンド)、DFデヤン・ロヴレン(2000万ポンド)、DFナサニエル・クライン(1250万ポンド)、サディオ・マネ(3000万ポンド)、そして今回のファン・ダイクはDF史上最高額となる7500万ポンドでの引き抜きだった。

この中ではランバート以外全員がリヴァプールに残っており、スタメンのうち約半分をサウサンプトン出身選手で埋めることも可能となる。英『Daily Mail』は、「2014年夏以降リヴァプールはサウサンプトンに移籍金1億6650万ポンドも支払っている」と驚いており、まさにお得意様の関係だ。

同メディアは、このうち獲得が成功だった選手にララーナ、クライン、マネの3人を挙げている。運動量も豊富で足下の技術も高いララーナ、負傷離脱が続いているが、イングランド代表にも選ばれる攻撃型サイドバックのクライン、そして昨季からチームの中心になりつつあるマネと、彼らの獲得は当たった。

一方で実力を発揮できなかったランバート、今季も失点に直結するミスをするなど不安定なロヴレンは失敗作と判定されている。果たして7500万ポンドも費やしたファン・ダイクは大ヒットとなるのか。

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