集出荷早め時間に余裕 県内JA、長距離運転手の負担減

JA宮崎中央の総合選果場で午前中から青果物の積み込み作業をする運送業関係者=宮崎市田野町

 県産青果物を関東、中京方面に運ぶ長距離運転手の負担軽減を図り、将来にわたって物流網を維持しようと、県内のJAが今月から、集出荷体制を見直した。前日に荷量をほぼ確定させ、午前中からトラックに農産物を積み込み、出発時間を従来の夕方から昼前後に早める体制を構築。6時間前後の違いだが、ドライバー側はその分時間的に余裕が持て、航路も利用しやすくなるとあり、「物流改革へ一歩踏み出せた」との声が上がる。

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