「どうぶつ七福神めぐり」で開運を 元日から油壺マリンパーク

 今年開館50周年を迎える京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)は、開運招福を祈願する「どうぶつ七福神めぐり」を1日から始めるなど多彩なイベントを展開する。

 市内の7寺社から分霊を受け、同パークで飼育する生き物や所蔵する標本を七福神に見立てている。同じペアで9羽が繁殖したキタイワトビペンギンが同パークにいることから、ペンギンは良縁・子宝などの神「布袋尊」に想定。卵や骨格、抜け落ちた歯を“開帳”し、触れるなどして開運を願ってもらう。「七福神めぐり」は31日まで。

 6日には技芸と学問の神「弁財天」に見立てたアシカのマリン(メス)との合格祈願握手会を開催。マリンは腹を床につけて滑らず、足で移動するため「すべらないアシカ」として受験生らに人気という。

 受験生応援企画として、この春に卒業予定の中高生は握手会に無料で参加できるほか、31日までは入館料も無料となる。海南神社(同市三崎)でおはらいを受けた、マリンにちなんだお守り(500円)も取り扱う。

 9〜12日は休館。営業時間や入館料など問い合わせは、同パーク電話046(880)0152。

© 株式会社神奈川新聞社