「2017年総決算!日本人選手が決めた年間スーパーゴールはこれだ」

2017年も残すところあとわずか!

ここでは、日本人選手たちが今年決めたスーパーゴールのなかから、ベストだと思うものを編集部員たちに選んでもらった。

ガンバ大阪MF井手口陽介(8月31日、W杯予選オーストラリア代表戦)

(動画1分19秒~)

編集部O:重要度なら浅野拓磨の先制点。しかしここは鮮やかさを含め、井手口のミドル弾を挙げたい。1-0で日本優勢の展開ながら、天敵ティム・ケイヒルが70分から登場。いつパワープレーをしてくるのかドキドキするなかで生まれたベストゴールだった。あのシュートの決め方はゼッタイ気持ちいいやつ!

編集部K:3月のベルギーリーグ大一番で4人抜きを決めた久保裕也…と言いたいところだが、試合の重要性とワールドカップ出場決定という特別な瞬間、これから代表を支えていくであろう井手口陽介の1点目ということで、これにしてみた。おそらく今後何十年も映像が流れるゴールであるはずだ。

【次ページ】バルサ相手の!

エイバルMF乾貴士(5月22日 ラ・リーガ第38節 対バルセロナ戦)

編集部T:この日、乾はバルセロナ相手に2得点を記録したが、とりわけ、61分にあげた2点目は衝撃度、技術面の両方で大きな印象に残っている。

彼の名前は「カンプ・ノウを静寂に誘った日本人」として永遠に残ることだろう。

【次ページ】もちろんJからも!

モンテディオ山形FW阪野豊史(7月22日、J1 第24節対湘南ベルマーレ戦)

編集部S:バルセロナも真っ青な、驚愕のパスワークから生まれたJ2でのゴール。

あまり注目度は高くなかったが、ワールドクラスの素晴らしい崩しであった。

【次ページ】もう一個バルサ戦の!

ヘタフェMF柴崎岳(9月16日、ラ・リーガ第4節 対バルセロナ戦)

編集部I:香川真司の絶品ループも捨てがたいが、衝撃度でいえばこれを選ばないわけにはいかない。

圧巻の左足ボレーは現地メディアも絶賛!バルサが食らった失点のなかでもインパクトは大きかったはず。

ヘントFW久保裕也(3月12日、ジュピラーリーグ第30節メヘレン戦)

久保は昨年、当時所属したヤングボーイズの事情によりリオ五輪の出場を辞退した。

にもかかわらず、それから半年でクラブを退団しヘントに移籍した時には「それなら五輪に出れば良かったのに…」という複雑な想いを抱いたものだ。

しかしベルギーという新たな舞台で怒涛のゴールラッシュ。すぐに日本代表のレギュラー格にまで上り詰め、結果的に彼の選択が間違っていなかったことを証明した。

その中でも「メッシ級」と形容されたこのゴールは、柴崎のそれと並んで2017年の海外組ベストの1つではないだろうか。

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