「新年放談!ぶっちゃけ日本代表はW杯でどこまで行けるのか」

6大会連続でのワールドカップ出場を決めた日本代表。ロシアでの本大会では、コロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。

今回は「ぶっっちゃけ日本代表は2018年W杯でどこまで行けるのか」を編集部員たちが妄想してみた。

決勝トーナメント進出でベスト16(編集部O)

先日のE-1選手権を見ても、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は着々と選手の見極めを進めており、最終的に選ばれた23人が確固たる一つの日本代表となるはずだ。

実際の成績は初戦のコロンビア戦がどう転ぶかにもよるのだが、ベスト16を狙えるチームには仕上がるとみている。

ただ現状でいうと、結果を残すための戦力として、明らかに「プレースキッカー」が足りない。

ワールドカップの戦いをイメージしつつ、本大会までに誰をどのように今のチームへ組み込んでいくのか注目したい。

【次ページ】日本が苦手な苦手なトリッキーさ

グループステージ3位で敗退(編集部K)

今回の組み合わせは、混戦になりそうな部分でなかなかやりにくいところだ。勝点を食い合う状況になると2位狙いが相当に難しくなる。

この中で最もやりやすいのはポーランドで、極めて不安定なのがセネガルだ。前者は日本にとっては苦手なトリッキーさ、駆け引きに欠けるところがあり、後者は給与やボーナスが支払われない可能性が十分にある。

ただ、第一戦が苦手と思われるコロンビアだ…その点で言えば、3位に入れればよくやったと言える組み合わせだと思う。ベスト16に進めれば最高に近い結果だ。高望みはせず、楽しむW杯にしたいところ。

決勝トーナメント進出でベスト16(編集部I)

正直相当に厳しい戦いが待っているはずで、このグループを勝ち抜けるとは思えない。

ただ、期待度が高くない時のほうが一丸になって立ち向かえることもある。是非とも戦前の予想を裏切るような戦いを見せて欲しい。

【次ページ】相手が悪すぎる

グループステージ敗退(編集部S)

もちろん実現はしてほしくないが、あえて予想するとなるとやはりグループステージ敗退と答えるしかない。

率直に言って相手が悪すぎる。

ポット4に入った以上どの組になっても勝ち抜けは難しかったわけだが、もしも2015年アジアカップで優勝し、コンフェデレーションズカップに出場していれば、こうしたことにはならなかったかもしれない(FIFAランキングでより上位進出を狙えたため)。

ワールドカップで勝ち抜くにはこうした蓄積も重要だったと考える。

グループステージ敗退(編集部T)

一人のサポーターとしては日本代表の成功を応援したいところだが、グループステージ敗退が現実路線だろう。

ハリルホジッチ監督や選手らも「現在のスタイルはW杯で勝利するため」のものとして考えているようだが、攻めも守りもクオリティーの面で勝点を獲得できるレベルに達しているとは言い難い。また、あくまでも外から見ての印象論になるが、チームとしての団結力にも欠けている印象がある。

とは言え、好材料もある。それはサポーターや有識者の多くが今のチームに悲観的な見方をしているからだ。この雰囲気は2010年のW杯南アフリカ大会の時と類似しており、結果はご存知の通り、決勝トーナメント進出を果たしている。

(編集部H)

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